出羽桜酒造(天童市)梅酒に新規参入
2021年6月11日
酒蔵で県内最大手の出羽桜酒造(天童市)は、創業以来初という梅酒の製造に乗り出している。コロナ禍で飲食店向けの日本酒の出荷が減少しているのに対応し、新たな需要を開拓するのが狙いという。

本社蔵で2日に仕込み作業があり、社員20人が和歌山県産「南高梅」1000キロを山形県産はえぬき100%の日本酒に漬け込んだ(写真)。
一般的な梅酒は焼酎をベースにしているが、日本酒を使うことで米の旨味や甘味が加わり、深いコクが生まれるという。
秋~冬まで漬け込み、冬の販売を予定している。価格は未定。