旧大沼米沢店、6月から解体/跡地にウエルシアなど
2021年5月28日
2019年8月に閉店した旧大沼米沢店が6月1日から解体される見通しになった。米沢市に5月20日付けで国から解体費の一部を補助する交付決定通知が届いたことを受け、土地と建物を所有するティ・エムホールディングス(寒河江市)が解体に着手、来年3月までに更地にする予定。跡地にはテナント棟を建設し、ウエルシアとスポーツジム「エニタイムフィットネス」を誘致する計画で、オープンは11月前後とみられる。

ティ・エムホールディングスは解体大手の井上工業(寒河江市)の関連会社で、今年1月に旧大沼米沢店の不動産を取得していた。
旧大沼米沢店は鉄筋コンクリート8階建て、延べ床面積9728平方メートル。解体費は2億2000万円を見込んでおり、約45%の9863万円を補助金で賄う。補助負担額は国が7333万円、県と市がそれぞれ1265万円。