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Let´s know 脳!/休日と頭痛

2021年4月9日
 「平日はなんともないのに、休日になると頭痛になる」――そんなお悩みを抱えている方はいませんか?もしかすると「カフェイン」や「睡眠」が原因なのかもしれませんよ。

カフェイン離脱頭痛

 平日、気分転換や眠気防止などのためにとコーヒーや紅茶、栄養ドリンクなどを多飲する人は少なくないとか。
 実はこれらの飲料に含まれるカフェインを日常的に摂取していると、「カフェインが体にあることが当たり前」になり、休日にカフェイン切れになった時、脳血管が拡張して頭痛が起きてしまうことがあります。最新の国際頭痛分類でも「カフェイン離脱頭痛」と定義されています。
 目安としてはコーヒー1杯のカフェイン量を80ミリグラムとして、1日2杯までならOKです。

Let´s know 脳!/休日と頭痛

寝だめも時にNG

 休日に寝だめしたくなるのは人情ですが、「毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝ること」が頭痛を引き起こさない何よりのポイントです。
 どうしても寝不足でたくさん眠りたいなら「カフェインナップ」をオススメします。前日の夕方以降はカフェインを飲まないで、昼に眠くなってきたらコーヒーや紅茶などのカフェインをとってから30~40分昼寝すると、短い睡眠時間でも寝起きがすっきりします。

生活習慣を心がけ

 これらのことを念頭に置き、休日は頭痛を減らす生活習慣を心がけましょう。どんなに気を配っても自分の意志と関係なく、さまざまな悪条件が重なって、朝から吐いてしまうような頭痛になることもあります。

ガマンしすぎないこと

 それでも頭痛がおさまらない時にはふさわしい薬もあります。辛い頭痛をガマンしてもいいことはありません。きちんと自分に合った痛み止めを早めに飲む、ということも大切です。


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TFメディカル 嶋北 内科・脳神経外科クリニック 医師
佐藤 篤
(さとう・あつし)2002年山形大学医学部卒業。山大医学部附属病院、山形済生病院、済生館病院などを経て現職。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医。医学博士。