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大成ロテック(東京)山形西部工業団地に進出

2021年3月12日
 道路舗装などを手がける大成ロテック(東京)が山形市高木の山形西部工業団地に進出する。主力商品であるアスファルト合材の工場建設を念頭に置き、すでに1万平方メートル超の用地を確保済みで、近く第一弾となる事務所棟を着工する。年内中に年間4万トン規模の工場を整備する計画で、総投資額は20億円前後とみられる。
大成ロテック(東京)山形西部工業団地に進出

 大成ロテックは1961年設立の業界中堅で、70年から2009年に大成建設の完全子会社になるまで東証1部に上場していた。前3月期の売上高は1212億円。
 県内では83年から寒河江市日田に山形営業所・山形工事事務所を構えており、年間4万トン規模のアスファルト合材を生産している。

大成ロテック(東京)山形西部工業団地に進出

 高木では昨年3月までに市、東栄コンクリート工業(山形市)、ナイガイ(同)から計約1万3000平方メートルの用地を取得、2月には延べ面積600平方メートルの事務所棟の建築確認手続きを終えている。