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エスパル山形の青果テナント 全農から山形多田青果へ

2021年2月26日
 仙台ターミナルビル(仙台市)が運営するJR山形駅ビル「エスパル山形」で、1階の青果物のテナントが交替する。2017から営業しているJA全農山形の「みのりみのるマルシェ」が2月28日で撤退し、4月5日から七日町で青果店「なないち」を展開する山形多田青果(山形市)が入居する。
エスパル山形の青果テナント 全農から山形多田青果へ

 「みのりみのるマルシェ」は、生産者団体の全農山形が手がける初の農産物販売所として注目されたが、関係者によれば苦戦が続いていたという。後継となる多田青果は「駅中立地という特性を生かした店舗づくりを目指す」としている。
 エスパル山形1階は、駅周辺の住民や山形駅を利用する通勤・通学客に日常的な買い物の場を提供しており、18年1月の十字屋山形店の撤退後は存在感を増している。フロアでは精肉を佐藤牛肉店(山形市)、鮮魚を仙令平庄(千葉県柏市)、グロサリーをジュピターコーヒー(東京)が手がけている。