徹底して山形に密着したフリーペーパー

芭蕉記念館 企画展「お雛さまと節句の飾り」/紅花商人の栄華しのばせ山寺

2021年2月26日
 山形市の山寺芭蕉記念館で、日本遺産「山寺が支えた紅花文化」登録をテーマにした企画展の第8弾「山寺と紅花 8―お雛さまと節句の飾り―」が開かれている。旧家に伝わる雛人形のほか、紅花文化、端午の節句の飾りなども併せて紹介されている。
芭蕉記念館 企画展「お雛さまと節句の飾り」/紅花商人の栄華しのばせ山寺

 展示している雛人形は豪華な「享保雛」、現代にも通じる「古今雛」、五人囃子、御殿飾りなど約60点。村山地方は江戸時代、最上川舟運を使った上方との紅花交易で栄え、かつて紅花商人だった旧家に伝わる雛人形も多くは上方からもたらされたという。
 市内から来たという武田弘美さん(59)は「どれも豪華で、細部まで作り込まれていて驚きました。まさに紅花商人の富の象徴ですね」と話す。
 ほかにも紅花文化関連として県指定有形文化財「紅花屏風」や市指定有形文化財「『おくのほそ道』丈草本」、端午の節句の飾りとして「神功皇后と竹内宿禰」も展示している。
 4月12日まで。入館料大人400円、高校生以下無料。問い合わせ023-695-2221。