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シューマート 山形から全面撤退

2020年11月27日
 靴小売店を多店舗展開しているシューマート(長野市)が、2021年3月までに山形市馬見ヶ崎の「山形北店」と同白山の「山形白山店」を閉鎖し、県内から全面撤退することが分かった。同業大手との競合や、コロナ禍による客足の伸び悩みが理由という。
シューマート 山形から全面撤退

 家具店「家具の広場」内でテナント営業している山形北店は21年1月11日に、TUY通り沿いの山形白山店は同3月上旬に閉鎖する予定。山形北店は馬見ヶ崎にあった路面店を19年7月に移転リニューアルしたばかりだった。
 同社は靴小売で東北最大だった千足屋(山形市)から事業譲渡を受け、18年から山形市2店と米沢市、鶴岡市で各1店の計4店を県内で展開。当初は「センゾクヤプラス」の店名で、19年以降は「シューマート」の店名を使っていた。

シューマート 山形から全面撤退

 このうち米沢店は19年8月に閉鎖、鶴岡店も20年8月に閉鎖に追い込まれている。県内から全面撤退することに対し同社では、「山形ではABCマートやチヨダなど大手のシェアが高く、3年で大手の牙城を崩す計画がコロナ禍で見直しを迫られた」(霜田清山形担当責任者)と話している。
 シューマートは長野、新潟、山梨、栃木、群馬、茨城の6県で30店を展開しており、年間売上高は約100億円。