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丸八跡(山形市旅篭町)に高層マンション/タカラレーベン、建物は解体へ

2020年10月23日
 5月に廃業した山形市旅篭町の老舗漬物店「丸八やたら漬」の跡地に、タカラレーベン(東京)が高層マンションを建設することが分かった。国登録有形文化財の母屋と蔵屋敷は年内に解体される見通しだ。
丸八跡(山形市旅篭町)に高層マンション/タカラレーベン、建物は解体へ

 タカラはかねて丸八の土地取得に意欲を示しており、9月29日までに丸八と建物を含めた売買契約を結び、不動産登記も終えた。土地は約9万3000平方メートル。
 近く建物の解体に着手し、年内に更地にする予定。跡地には15階建て、70戸の高層マンションを計画している。ただ着工時期や完成時期は未定で、「七日町で他社が建設中の高層マンションの販売状況を見ながら決める」としている。
 タカラは十日町でも廃業した老舗料亭「嘯月」跡地で20階建ての高層マンションを建設中で、来年3月に完成の予定。全171戸のうちこれまでに150戸を販売済み。旅篭町のマンションは市内では2棟目、県内では米沢市を入れて3棟目になる。
 丸八は明治18年の創業。母屋と蔵は大正期の建造物で、蔵を改装した郷土料理店「香味庵」は2年に1度開かれる山形国際ドキュメンタリー映画祭の夜の社交場としても親しまれた。