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蔵王食品が解散/87年の歴史に幕

2020年9月25日
 食品大手の明治の完全子会社で、かつてはスナック菓子「カール」の製造拠点だった蔵王食品(上山市矢来、長場秀彦社長)が9月30日で解散、1933年(昭和8年)に操業を始めた前身の明治製菓上山工場から続く87年の歴史に幕を下ろす。
蔵王食品が解散/87年の歴史に幕

 明治製菓上山工場が蔵王食品として再スタートしたのは80年(昭和55年)。カールを中心に年間30億円台の売上高を続けていたが、カールの東日本での販売終後の2017年以降はチョコレート「おいしいoff」「きのこの山」などに生産を縮小、直近の売上高は19億円まで減少していた。
 長場社長は「上山で創業して以来、長年にわたり支えていただいた地元の皆様、多くの関係者の皆様、そして最後まで真摯に業務を全うしていただいた従業員の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました」とコメントしている。