<Myサークル>オペラサークルYCM
2008年2月8日
山形大学地域教育文化学部の「音楽研究会オペラサークルYCM」は同大最大規模の音楽サークル。現在は3月8日に七日町のアズ七日町6階の中央公民館ホールで催す「第12回YCMオペラ本公演」に向けた準備に大わらわだ。

本公演で上演するのはハイドンの「月の世界」。「交響曲の父」と呼ばれるハイドンだが、ハイドンのオペラが日本で上演されるのは珍しく、東北では初めて。本公演ではオーケストラの演奏をバックに2年生と3年生が中心に全て手作りのオペラを披露する。
「月の世界」を選んだのはストーリーの面白さだったとか。頑固で娘との結婚を許さない父親を懐柔するため、娘の恋人である天文学者がウソの「月の世界」を作り出し、父親に結婚を認めさせようとするーー。この喜劇を原語(イタリア語)で上演する。
「月の世界」を選んだのはストーリーの面白さだったとか。頑固で娘との結婚を許さない父親を懐柔するため、娘の恋人である天文学者がウソの「月の世界」を作り出し、父親に結婚を認めさせようとするーー。この喜劇を原語(イタリア語)で上演する。

リーダーの相原利彩さん(3年)は「自然な発音に苦労しています」と話し、オペラの練習後にイタリア語の発声練習を繰り返す毎日。上演時間が3時間を越える超大作だが、昨年の8月から練習を始めて半年かけてようやく到達点もみえてきたという。
「演じているうちにだんだん中身が濃くなってくる。それが実感できます」と相原さん。
公演の幕開けが迫るなか、メンバーたちは最後の追い込みに励んでいる。
「演じているうちにだんだん中身が濃くなってくる。それが実感できます」と相原さん。
公演の幕開けが迫るなか、メンバーたちは最後の追い込みに励んでいる。