徹底して山形に密着したフリーペーパー

東北電化工業 社長 會津 圭一郎さん

2020年8月14日
會津 圭一郎(あいづ・けいいちろう) 1964年(昭和39年)、45年に誕生した電気設備会社・東北電化工業の創業家長男として山形市で生まれる。日大山形高から日大生産工学部に進み、東京の土木コンサルタント会社を経て94年に東北電化へ。仙台営業所長、常務、専務を経て2006年から社長。県電業協会会長、県電気工事工業組合理事長、日本電設工業協会常任理事なども務める。55歳。
東北電化工業 社長 會津 圭一郎さん

前期の業績は過去最高に
  皆様のお力添えの賜物です

――いつもシュッとしてるよねえ。
 「身長は181センチ、体重は76キロです。最近、ちょっとコロナ太りしちゃって(苦笑)」

規模と利益を追求

――社長就任が弊紙発刊の年ということは…。
 「14年前ですね」
――この間の会社の成長ぶりが凄い!
 「当時の売上高は60億円台でしたが、直近では100億円超。県内を中心に南東北3県だった営業エリアが新潟や北海道、北関東や首都圏まで広がっていることが売上増に貢献しています」
 「一方で地域に根づいた電気工事店として、電気に関するご家庭のお悩みを解決する出張サービス『でんかにおまかせ!』も好評です」
――規模もだけど、利益率の高さにビックリ。
 「前期の利益が約9億1000万円だから9%になりますか。利益に関して、ひと昔前はそれこそドンブリ勘定でしたが、今は原価計算を徹底させていて、どうすれば儲けが出せるかを社員1人ひとりが真剣に考えるようになってますね」

サービスには自信

――そうは言っても、競争が厳しいと簡単にはいかないわけでしょ?
 「だから競争に巻き込まれないためにはサービスの質を高めていくしかない。当社の特徴は実際に工事を担当する電気工事士を多数抱えている点で、設計から監督、施工までを一貫して行えるのが強みになってます」
 「同業他社は監督がいるだけで、実際の工事は下請け、孫請けというケースが多いんですよ」
――明確な責任体制でサービスの質が高いと。
 「そういうことですね」
――これだけ儲かってると借金とかは?
 「ないです。無借金」
――儲けはすべて内部留保(貯金)ってこと?
 「ほぼそうですね」

今後の投資案件は

――じゃあ社屋をなんとかした方が…(苦笑)
 「アハハ。昭和40年代にできた建物なので、確かに老朽化してますね。移転も含めて検討はしてますが、なかなか条件にあうところがなくて」
 「この先、社屋以外で大きな投資をするならM&A(合併・買収)でしょうか。県外の異業種を中心にいくつかお話をいただいてますから」
――ますますスケールアップしていくと。
 「だといいですけど」
――あと女性社員が多いと伺ってます。

女性を活用したい

 「全社員約400人の13%が女性、うち半分が技術職。新人で入って資格を取得し、男性と一緒に現場で活躍してます。女性技術者の割合は増やしていきたいですね」
――概して山形は女性の方が優秀だよね(苦笑)