泌尿器講座
いしい腎泌尿器科クリニック院長
石井 達矢(いしい・たつや)先生
石井 達矢(いしい・たつや)先生

1999年(平成11年)山形大学医学部卒業。山形大学附属病院、山形市立病院済生館、公立置賜総合病院勤務などを経て、2020年(令和2年)5月いしい腎泌尿器科クリニックを開業。医学博士。日本泌尿器科学会認定専門医・指導医。日本医師会認定産業医。
精巣腫瘍(しゅよう)は男性の精巣(睾丸(こうがん))に発生する悪性腫瘍です。人口10万人当たり1~2人と稀な疾患ですが、爆笑問題の田中裕二さんやネプチューンの堀内健さんらが罹患したことで知られます。
2023年4月28日
普段からなじみのあるお薬でも、前立腺肥大症などでもともと尿が出にくい人が飲んでしまうと排尿がさらに困難になることがあります。今回はそんな「薬剤性排尿障害」のお話です。
2023年3月24日
宮内庁は10日、「天皇陛下に前立腺肥大が認められた」と発表しました。陛下の異変に最初に警鐘を鳴らしたのはPSA(前立腺特異抗原)検査でした。
2022年11月25日
腎臓は大別すると、本体である「腎実質」と、腎臓でつくられた尿を集めて尿管を経由して膀胱に送る「腎盂」からできています。
過去2回は腎実質にできる腎細胞がん(腎がん)について解説してきましたが、腎盂にできるがんと、尿管にできるがんは腎がんとは異なり、膀胱がんと同じ「尿路上皮がん」に属します。特に腎盂がんと尿管がんは治療法も同じで、「腎盂・尿管がん」とまとめて扱われます。
過去2回は腎実質にできる腎細胞がん(腎がん)について解説してきましたが、腎盂にできるがんと、尿管にできるがんは腎がんとは異なり、膀胱がんと同じ「尿路上皮がん」に属します。特に腎盂がんと尿管がんは治療法も同じで、「腎盂・尿管がん」とまとめて扱われます。
2022年9月23日
体内で血液の濾過装置としての役割を担う腎臓。その腎臓の役割を脅かす腫瘍には悪性のものと良性のものがあり、今回からはこれら腎腫瘍をテーマに解説していきましょう。
2022年7月22日
大半の膀胱炎(ぼうこうえん)は膀胱に侵入した大腸菌などの腸内細菌が増殖し、膀胱の粘膜に炎症が起こる細菌性膀胱炎です。女性に多く発症するのは、女性の尿道が短く、細菌が膀胱に入りやすいからです。
2022年6月24日
かつて俳優の松田優作さんを死に追いやり、最近では司会者の小倉智昭さんやサンドウィッチマンの伊達みきおさんらが罹患を告白した「膀胱がん」は、膀胱(ぼうこう)に発生する悪性腫瘍です。
2022年3月25日
尿失禁にはいくつかのタイプがあり、(上)では「腹圧性尿失禁」、(中)では「切迫性尿失禁」についてご説明してきましたが、最終回は「溢流性(いつりゅうせい)尿失禁」と「機能性尿失禁」のお話です。
2022年1月28日
血液中の尿酸値が高まる「高尿酸血症」になると痛風になりやすいということは広く知られていますが、尿路結石の原因にもなることは意外に知られていないようです。
2021年10月22日
寒くなり、夜中のトイレの回数が増えてお困りの方も多いでしょう。こうした「夜間頻尿」の原因は様々ですが、今回は原因の一つ、水分の摂りすぎによる「夜間多尿」についてのお話です。
2021年1月22日