徹底して山形に密着したフリーペーパー

クリエイト礼文(れもん) 代表取締役CEO 大場 友和さん

2020年5月22日
大場 友和(おおば・ともかず) 1976年(昭和51年)上山市生まれ。日大山形高では野球部に所属、3年時は補欠ながら夏の甲子園出場を果たす。北東北大学野球連盟で最多の優勝回数を誇る青森大に進学するも2年時の97年、帰郷して父の一夫氏が創業に参画した住宅建設のクリエイト礼文(山形市)入社。建築、営業、首都圏企業への出向、常務、専務を経て4月に代表取締役CEO(最高経営責任者)に。44歳。
クリエイト礼文(れもん) 代表取締役CEO 大場 友和さん

アクセルとブレーキに試行錯誤
  それでも仕事を楽しんでます

――知らない人のためまずは御社の概要から。

住宅着工で東北首位

 「創業は1990年で不動産の『仲介』からスタートしました。その後に『賃貸』、フランチャイズ(FC)加盟店として『建築』へと業務を拡大し、現在は独自ブランドのローコスト住宅『ユニテハウス』が経営の柱になっています」
 「ユニテの中心価格は土地代を含め2500万~2800万円で、月々のローン返済額がアパートの賃料並みの8万円前後で収まる。この強みから戸建て着工戸数は11年連続で県内1位、東北でもトップです。弊社を本部とするFC加盟店も全国に広がっています」
――去年6月にはTBSの情報番組「がっちりマンデー!!」で成長ぶりが紹介されて。

規模拡大と働き方改革

 「あれで全国から問い合わせが殺到し、FC展開に弾みがつきましたね。加盟店は現在47拠点ですが、2028年までに150拠点まで増やし、加盟店を含めた着工戸数を現在の年間約900棟から5000棟にする中期経営計画を2年前から進めています」
 「一方で働き方改革にも取り組み、年間休日数120日、残業を減らしても相当分を支給する給与体系も導入しました」
――そのあたり、自分がトップになって、どう?
 「アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようで、やっぱりちょっとキツいところはありますね(苦笑)。ただそこは体育会系、突き進むしかないと肝に銘じてます」 

今後は反転攻勢に

――コロナの影響は?
 「3月、4月は展示場の集客などに影響が出ていましたが、今は客足は戻りつつあり、注文も増えてきました。当初に懸念していた資材の調達にも支障は出ていません」
 「この間、土地の仕入れは強化していて、4月末までに今期1年分は調達済みです。また住宅会社向けアプリを手がけるソウセイ・テクノロジー(東京)と5月に提携して業務も効率化できる見通しで、今後は〝反転攻勢〟に出たいですね」
 「コロナ騒動がいつどういう形で収束するかは不透明ですが、これまでに学んだことも多い。例えば、社内の打ち合わせはネットの会議システムを使うようになりましたが、これまでいかに時間をムダにしていたかに気づかされたり(苦笑)」

仕事が一番楽しい

――まだ若いのに、しっかりしてるよねえ。
 「経済関係のいろんなサークルから勧誘されますが、すべて丁重にお断りしてます。もともと異業種と関わる職業だし、仕事が一番楽しいし」
――そういうポリシー、ボクは好きだなあ。