徹底して山形に密着したフリーペーパー

真理子先生の女性のミカタ/ドメスティック・バイオレンス(DV):下

2020年4月10日
 結婚していない若い恋人同志などの間で発生するDVは「デートDV」と呼ばれます。

デートDVとは?

 2人は本来は親しい関係にあり、しかも交際中に起こりますから、一般のDVと同様に自分が受けていると気がつかない場合が多いものです。それだけにあなたは被害者にもなりえますし、加害者にもなりえます。
 救済するための法律として一般のDVには「DV防止法」が適用されますが、デートDVの場合は「ストーカー規制法」などが適用されます。

真理子先生の女性のミカタ/ドメスティック・バイオレンス(DV):下

いくつかの種類が

 DVもデートDVも様々な種類があります。相手のメールを執拗にチェックしたり、友人や知人との付き合いを制限したりする行為は「社会的DV」にあたります。
 大声で怒鳴る、馬鹿にする、無視する、脅すといった行為は「精神的DV」にあたります。金銭的な自由を与えなかったり、借金をさせるといった行為は「経済的DV」にあたります。
 私は産婦人科ですので、相手が避妊をしない、性行為を強要する、中絶を強要するといった患者さんの相談を受けますが、これら一連の行為は「性的DV」に該当します。

県にも相談窓口

 被害者は女性が多いのですが、男性の場合もあります。山形県のホームページには「DV(配偶者暴力)相談先一覧」が掲載されています。デートDVを含め「もしかしたら自分はDVを受けているのかもしれない」と感じた方はためらわず相談しましょう。
 専門家が適切なアドバイスをしてくれるはずです。もちろん生命の危険を感じた時はすぐに警察に通報しましょう。
 いかがでしょう?配偶者や恋人はあなたを大切にしていますか!?


真理子先生の女性のミカタ/ドメスティック・バイオレンス(DV):下
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院長
伊藤真理子
(いとう・まりこ) 1986年山形大学医学部卒業。山大病院、篠田病院を経て2005年6月に真理子レディースクリニックを開業。日本産婦人科学会認定産婦人科専門医。