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広重美術館(天童市)企画展「春 花と美人」/一足早く春を満喫

2020年2月28日
 立春を過ぎたとはいえまだ肌寒い県内だが、お花見を待ちわびている人にちょっとした朗報。天童市の広重美術館で28日から、歌川広重が全国各地で咲き誇る桜と桜を愛でる美人を描いた作品を展示する「春 花と美人」が開催される。
広重美術館(天童市)企画展「春 花と美人」/一足早く春を満喫

 展示するのは、初代~5代広重の手による浮世絵版画56点と肉筆画5点。江戸や諸国を描いた数多い「名所絵」の中から、早春の梅や早咲きから遅咲きまでの桜など、春の花々を一堂に集めたほか、花見に興じるあでやかな衣装をまとった美人を描いた作品も並ぶ。
 なかでも、四季の花と美人を組み合わせて描いた「四季の花園」シリーズ全10図は稀少な作品で一見の価値あり。「心が躍るような春景色を清楚な美人たちのお洒落とあわせて鑑賞して欲しい」と同館。3月30日まで。
 また、江戸から明治期に制作された多彩な様式の雛人形、約200体を華やかに展示する「天童雛飾り」も開催中で、こちらは4月3日まで。
 大人600円、高大生400円、小中学生300円。問い合わせは023-654-6555。