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税金のABC/(118)株式投資と確定申告

2020年1月24日
 確定申告シーズンが近づいてきました。昨年中に株式投資をされた方で、確定申告をすべきかどうか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は株式投資にまつわる確定申告のお話です。

口座の種類に注意

 株式投資によって得られた譲渡益や配当金には、所得税と住民税を合わせた税率の20.315%が課税されます。源泉徴収ありの特定口座を選択している方はすでに税金が引かれているので確定申告の必要はありませんが、源泉徴収なしの特定口座や一般口座を利用している方は確定申告が必要です。

税金のABC/(118)株式投資と確定申告

譲渡損失がある場合

 譲渡損失がある場合、譲渡損と配当金を損益通算することで納めすぎた税金の還付が受けられます。この場合、配当受取口座を源泉徴収ありの特定口座に指定しておけば、確定申告をしなくても証券会社が損益通算してくれるため納めすぎた税金が還付されます。
 ただそれ以外の口座を指定している方は確定申告をしないと損益通算できません。

控除できることも

 損益通算しても損失が残る場合、確定申告をして損失を繰り越せば翌年以後3年間、毎年確定申告をすることを条件に各年の譲渡益や配当金から繰り越した損失額を控除することができます。
 複数の証券会社に口座がある場合、確定申告をすることで全ての証券会社口座の譲渡損失と譲渡益を合算することができます。

有利な選択を

 配当金は確定申告をすることで総合課税が選択できるため、所得がそもそも少なく税率の低い方は納めすぎた税金の還付を受けることが可能です。
 ただ、総合課税を選択することで所得が増え、健康保険税や医療費が高くなってしまうことも考えられますので、有利な方を選択しましょう。

知っておきたいですね

 株式投資で上手に資産形成していくうえで税金についても知っておきたいですね。


税金のABC/(118)株式投資と確定申告
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山形相続サポートセンター
(運営:税理士法人 あさひ会計)
税理士 菊地 克子