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真理子先生の女性のミカタ/禁煙のススメ

2019年12月13日
 またまた禁煙のススメのお話です。

受動喫煙も心配

 喫煙されている女性の方の大半は「妊娠したら(喫煙を)やめます」とおっしゃいます。喫煙が正常な出産を妨げ、産まれてくる赤ちゃんにも悪影響を及ぼすと意識されているからでしょう。それ以前に妊娠初期はつわりの症状などで喫煙どころではなくなり、必然的に禁煙につながるケースが多いものです。
 ただ妊娠が分かった時点で妊娠初期を過ぎている場合も。妊娠に気づく前の喫煙や、受動喫煙の影響も心配です。
 妊娠を希望されている方は、ぜひパートナーと御一緒に禁煙してクリーンな環境で赤ちゃんを迎えてあげましょう。

真理子先生の女性のミカタ/禁煙のススメ

赤ちゃんに様々な影響

 妊娠中の喫煙、受動喫煙が赤ちゃんに与える影響としては、乳幼児突然死症候群、動脈硬化性疾患(糖尿病、高血圧、高脂血症など)、精神発達への影響などが指摘されています。
 タバコの煙に含まれる一酸化炭素は赤血球と結びつきやすく、胎児の体に入り込んで様々な障害を引き起こします。

虐待視する国も

 妊娠中に禁煙しても、出産後に喫煙を再開する方が多いのも残念です。本来なら栄養いっぱいの母乳がニコチンなどの毒を母乳を通して送り込むのですから。赤ちゃんに喫煙させているのと変わりません。
 子どもへの受動喫煙は虐待だという国も。日本は薬物依存には厳しい御国柄ですが、タバコに関しては寛容なのは何故?

すぐにやめましょう!

 妊娠前の女性に多いのが「吸うのは1日数本だけ」「お酒の席でだけ吸う」という方々。それは「ニコチン依存症」ではありません。今すぐやめられます!


真理子先生の女性のミカタ/禁煙のススメ
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院長
伊藤真理子
(いとう・まりこ) 1986年山形大学医学部卒業。山大病院、篠田病院を経て2005年6月に真理子レディースクリニックを開業。日本産婦人科学会認定産婦人科専門医。