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税金のABC/(113)軽減税率のQ&A

2019年8月23日
 10月から消費税率が8%から10%に引き上げられるのを前に、国税庁は新たに導入する軽減税率制度に関する「Q&A集」を発表しました。軽減税率は外食や酒類を除く飲食料品の税率を8%に据え置く制度ですが、紛らわしい事例もあるようで…。

ハンバーガー店で

 例えば、ハンバーガー店などで客がハンバーガーとジュースのセット商品を購入する際、「ジュースは店内で飲んでハンバーガーは持ち帰る」と主張しても、全体が外食とみなされて8%の軽減税率は適用されません。
 ハンバーガー店の事例を並べて恐縮ですが、おもちゃ付きセットを持ち帰る場合、おもちゃが非売品で他のセット商品の単品価格合計がセット価格を上回れば軽減税率の対象になります。

税金のABC/(113)軽減税率のQ&A

コンビニや遊園地で

 コンビニやスーパーで飲食料品を購入し、そのまま持ち帰れば軽減税率が適用されますが、イートインコーナーで飲食すれば「外食」とみなされ軽減税率の適用外。
 同様に遊園地やテーマパークの売店で買ったものを歩きながら飲食する場合は8%、売店が管理するテーブルで飲食する場合は10%です。
 やや応用編ですが、ホテルのルームサービスやカラオケボックスで出される料理も、ホテルなどが管理するテーブルやいすでの飲食になるため外食とみなされ10%です。

新聞の場合は

 定期購読の新聞は8%ですが、駅やコンビニなどで買えば10%、電子版の新聞も10%です。紙の新聞と電子版の新聞をセットで契約している場合はそれぞれの税率が適用されます。
 もちろんやまコミは無料ですので、そもそも消費税はかかりません。

詳しくは国税庁HPで

 詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。消費税の引き上げはやむを得ないこととはいえ、企業や家計にとっては大きな痛手。軽減税率制度やキャッシュレス決済に対するポイント還元制度の導入など、引き上げに伴う対応を上手に利用しましょう。


税金のABC/(113)軽減税率のQ&A
柴田
税理士法人 あさひ会計
税理士 柴田 律子