山形弁カレンダーはいかが/めくって毎日 ほっこり
2019年7月26日
相田みつをもいいけど、身近でほっこりする山形弁の日めくり万年カレンダーはいかが?――。

製作したのは山形市新開の喫茶店「おうちカフェすまいる」店主の新宮郁子さん(61)。天童出身の新宮さんは元小学校教諭で、村山地区の6校で教鞭をとった経歴の持ち主。「山形弁や山形のすばらしさを広め、次の世代に引き継いでもらいたい」とカレンダーづくりを思い立った。
「んだんだ自分らしぐ生ぎっべ」「優しぐされっどうれすぃちゃあ」など、前向きになれる言葉、自分が言われて嬉しい言葉を選び、得意の書道の作品としても仕上げたとか。読んでいるとおかしさがこみ上げ、実際に話しているような雰囲気が伝わってくる。イラストを手がけたのは娘で東北芸術工科大卒の真理子さん(33)。
印刷・製本は社会福祉法人「山形県コロニー協会」に協力を依頼、特にカレンダーをくくるリングは1つひとつが手作業で取り付けられている。
カフェすまいるや市内の書店で1部1250円で販売中。問い合わせ023-687-3515。