大商金山牧場 和牛肥育の牧場建設
2019年7月12日
ブランド豚「米の娘ぶた」で知られる大商金山牧場(庄内町、小野木重弥社長)は、最上町で和牛を肥育する新たな牧場を建設することを決め、8日に現地で安全祈願祭を行った=写真。

牧場名は「大商もがみ牧場」で、2325平方メートルの肥育舎と673平方メートルの堆肥舎で構成する。同牧場では50頭を肥育し、自社ブランド牛として販売する計画だ。
同社が和牛の肥育に乗り出すのは初めて。日欧の経済連携協定(EPA)の発効などで主力の豚肉は輸入品との競合が予想され、輸出競争力のある和牛にシフトすることで経営多角化につなげたい考えだ。