徹底して山形に密着したフリーペーパー

総点検!/ 山形ペットビジネス

2007年10月26日
 やまコミ新人編集部員の安斎妙子と申します。私の家では生後7ヶ月になるメスの柴犬「マル子」を飼っていて、それなりにペットとは共生しているつもりなのですが、気がつかないうちに山形でもペット用の新商品や新サービスが続々と登場しています。そこで今回の特集は、山形のペット関連ビジネス総点検!

 まずはペット関連商品の取り扱いで定評のあるホームセンターのジョイさんの山形北店(馬見ケ崎=写真右)を訪ねました。

総点検!/ 山形ペットビジネス

ジョイ 内陸部最大級の売り場に

 山形北店は9月に改装したばかり。この改装の最大の目玉がペット関連商品の売り場スペースの拡大で、改装後は約600平方メートルと、それ以前に比べて40%も広くなったとか。このスペースは県内陸部では最大級だそうです。

豊富な品ぞろえ

 店内に足を踏み入れると、確かにペット関連商品がズラリ。中でも目につくのがペットフードの豊富な品ぞろえ、特に犬や猫の健康に配慮したフード類の充実ぶりです。

総点検!/ 山形ペットビジネス
小型化、室内飼育に対応

 仕入れ担当の田中宏幸さんに話をうかがうと、「山形でもペットの『小型化』と『室内飼育』が進んでいて、このことが多彩な商品を取りそろえる背景になっています」と教えてくれました。
 なるほど。つまり小型のペットは食べる量は多くない。それだけに美味しくて安全なペットフードを食べさせたいと思うのは飼い主の自然な感情で、そんな親心(?)をくすぐるような商品を多数そろえている、というわけなのです。

グルメ、人間顔負け

 実際、「プチ・ラグジュアリー」と銘打ったシリーズにはビーフステーキやしゃぶしゃぶなど、人間の私でも簡単には口にできない商品がいっぱい。パスタソースのような袋に入っている「ブイヨン仕立て」「ミルクスープ仕立て」といった商品には、思わずゴクリと唾を飲み込んでしまいました。
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おやつも充実

 驚いたのは犬用のおやつ。わが家の「マル子」にはドライのペットフードをあげているだけなんですが、最近は素材や成分にこだわったおやつが必須なんだとか。低脂肪でヘルシーな鶏のササミや、チーズ入りのおやつなどが潤沢に並んでいます。知らなかった、ゴメンね、マル子。

安全・安心対策も

 食の安全・安心対策もバッチリ。添加物や保存料なしは当たり前で、原産地表示も、安全性がとかく問題視される中国産ははっきりと記載、一方で国産品コーナーを設けるなど人間顔負けです。ミートホープや赤福なんかの偽造・偽装は許さないワン(ニャン)。

続々、サプリメント

 サプリメント(栄養補助食品)の品ぞろえも豊富。田中さんによれば小型のペットはヘルニアや関節炎などの「持病」を抱えやすいほか、室内飼育の場合は免疫力そのものが低下したり、運動不足で病気にかかるケースが多いとか。そんなことにならないよう、日ごろからペットの健康に気を配るのも「親心」というものです。
 軟骨や牛レバーを配合して骨や関節を強めるサプリメントや、眼病予防のためのブルーベリー、はては口臭予防グッズ(ペットのですよ!)まで、ありとあらゆるサプリメントがそろっています。

紙おむつ、「横もれなし」

 フード以外では、高齢のペット用の紙おむつも10種類超が並んでいて、「横もれなし」「におい吸収」など、この分野でも人間並み。トイレも従来タイプの砂ではなく、燃やせる砂や、水に流せる砂などニューウエーブのタイプが所狭しと陳列されています。

ワンニャンの「困った」に対応

 これからの時期はペットにとっても寒さが増す時期。レンジで温める湯たんぽや電気カーペット、ペット用床暖房まで、山形のワンちゃん、ネコちゃんが快適な冬を過ごせるような商品がいっぱい。まさにかゆいところに手の届くジョイさんのペットコーナーでした。

「ペットクラブ」募集中

 そのジョイ山形北店さんではただ今「ペットクラブ」の会員を募集中とか。年会費や入会費は無料で、ペット関連商品1000円を買うごとにスタンプ1個を獲得、20個たまれば500円相当の割引券と交換できるそうです。
総点検!/ 山形ペットビジネス
<ペット支出、16年で2倍に>

 総務省の家計調査によると、2006年の1世帯当たりのペット関連支出は1万2700円で、1990年に比べ約2倍に伸びている。矢野経済研究所(東京・中野)の調べでは06年のペット関連ビジネスの推計市場規模(小売価格ベース)は前年比2.9%増の1兆687億円だった。
 ペットフード工業会(東京・中央)の調査によれば、06年の犬と猫を合わせた飼育数は約2500万匹で、3年間で3割の伸び。少子高齢化が進む中で、ペット関連ビジネスは今後も膨らんでいく見通しだ。

<ペット犬・猫 人気ランキング>

 ペット保険最大手のアニコム(東京・新宿)の調査によれば、2006年に最も人気があったペット犬の種類はミニチュアダックスフントで、01年に同社が調査を開始して以来トップの座を守っている。2位はチワワ、3位トイプードル、「マル子」の柴犬は4位。
 一方、ペット猫は1位アメリカンショートヘア、2位スコティッシュフォールド、3位ロシアンブルー、4位ペルシャの順。
◇太平ホテル (蔵王温泉)
◇ドッグルーム(緑町)
◇フレンドリーパーク(上桜田)