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サクランボのABC

2019年6月14日
 いよいよサクランボの季節到来! サクランボといえば山形、山形といえばサクランボ。そこで県外の人にもウンチクを傾けられるよう、今年もお届けします、「サクランボのABC」! 
サクランボのABC

原産国はトルコ

 山形のサクランボの全国シェアは70%強に達していますが、だからといってサクランボの発祥の地が山形というわけではありません。原産国はトルコです。寒河江市の道の駅「チェリーランドさがえ」に「トルコ館」があるのはこのためです。
 食用としてのサクランボの歴史は古く、有史以前にさかのぼります。古代ローマの執政官がトルコでサクランボの木を見つけ、ローマに持ち帰ったことが歴史書に記されています。

日本には明治元年に

 サクランボが日本に持ち込まれたのは1868年(明治元年)で、山形に入ってきたのはその7年後。他県でも栽培が試みられましたが、気象・土壌が適していたことと、何事にも真面目に取り組む県民性のおかげか、またたく間に山形での生産量が全国首位になりました。

今年は「平年並み」

 気になる今年の作柄ですが、県やJAなどで組織する県さくらんぼ作柄調査委員会の予想によれば、収穫量は1万3500トン程度で平年比96%の「平年並み」の見込み。品質もまずまずだそうです。
 収穫のピークは、前年と比べ「佐藤錦」が5~6日遅い6月22~26日ごろ、「紅秀峰」が4~6日遅い6月30日~7月4日ごろの見込みとか。

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500円玉越え新品種 名称「やまがた紅王」に

 県が500円硬貨より大きいサクランボの新品種「山形C12号」を開発したことは1年前にも紹介しましたが、その名称が「やまがた紅王(べにおう)」に決まりました!
 県では昨年6~7月に名称を公募、寄せられた約1万5000件の中から最も多かった「紅王」を選び、国内外に県の存在をアピールするため「やまがた」を冠につけたそうです。
 やまがた紅王は3L~4Lサイズ(直径3センチ前後)が中心で、糖度は20度以上と「佐藤錦」並みの甘さがあるとか。2022年に先行販売、本格販売は23年からだそうです。

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