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上杉博物館特別展 嫁いできた徳川家の姫たち/往時の栄華しのばれ

2019年4月26日
 江戸時代、将軍家や御三家の徳川家の紋といえば「葵(あおい)」。米沢市の上杉博物館で、徳川家から米沢藩主の上杉家に嫁いできた女性たちを紹介する特別展「上杉家 葵の姫のものがたり」が開かれている。
上杉博物館特別展 嫁いできた徳川家の姫たち/往時の栄華しのばれ

 米沢藩主から華族制度がなくなるまでの上杉家当主は15人で、徳川家から姫を迎えたのは5人。当時「300諸侯」といわれた大名家の中でも上杉家は前田家、島津家、伊達家などと並ぶ20家の「国持大名」として遇せられ、官位や徳川家との縁組など特別の計らいを受けていたという。
 展示しているのは、輿(こし)入れの際に徳川家から贈られた豪華な引き出物や、姫たちが所用していた刀剣類や着物、鏡箱や手箱などのほか、16代当主の上杉隆憲と徳川敏子の婚礼写真も。往時の栄華と両家の強いきずながしのばれる。
 6月9日まで。5月11日は講演会「尾張徳川家の姫と婚礼調度」、5月19日はトークイベントを開催。入館料は一般620円、高大生400円、小中学生250円。問い合わせは0238-26-8001。