山形の誇り/7季ぶりに首位浮上!
2019年4月12日
首位と勝ち点差1の5位でホームに戻ってきたモンテは7日に東京ヴェルディと対戦、2―1で逆転勝利し、勝ち点3を積み上げました。上位陣がすべて引き分けたため、一気に単独首位へと浮上しました!首位に立つのは7季ぶりです。

東京Vには元モンテのFW林陵平とMF佐藤優平が在籍し、モンテで今季初先発のFW南秀仁にとっては古巣との対決になります。
試合は前半からモンテペースで進みますが、44分にワンチャンスを生かされ痛恨の失点。前半終了間際だっただけに、昨季なら嫌なムードが漂うところですが、今年のモンテは違うことをサポーターも知っています。
実際、後半に入ると攻撃のスイッチが入り、15分にDF熊本雄太のロングフィードの縦パスにFW坂元達裕が技ありの胸トラップからのシュートを決め、同点に追いつきます。この後、東京Vは守備に力を入れて固めてきますが、モンテは運動量でボールを奪取、球際の強さも見せます。
終了間際の45分、熊本が最後尾から駆け上がり、パス交換しながら前線まで走り込みクロス、そのボールを交代して3分後のFW大槻周平がヘッドで合わせて勝ち越し弾!監督采配もズバリです。
その後、試合はロスタイムを終えて試合終了。去年は終了間際に失点することが多かったのですが、今年は逆に運動量が落ちず、リードされていても最後まで目が離せないという嬉しい試合展開が続きそうです。
近年まれに見る調子の良さに「今年はJ1いげるんねがい」なんて声があちこちから聞こえてきますが、前半戦を首位で折り返した7年前の最終順位は10位。この時の悔しさを思い出し、声を大にして言いたいことは「勝って兜の緒を締めよ」です。
浮かれすぎることなく、今後も熱い応援を続けて行きましょう!

藤倉 晶(ふじくら・あきら)
1975年南陽市生まれ。96年からモンテ応援団体「クラージュ」に参加、応援リーダーや会長を務める。現在はゴール裏応援団体連合「ULTORAS ACMY」代表。
1975年南陽市生まれ。96年からモンテ応援団体「クラージュ」に参加、応援リーダーや会長を務める。現在はゴール裏応援団体連合「ULTORAS ACMY」代表。