外食大手、山形市に新店
2019年3月22日
くら寿司、南館に2号店/サンデー駐車場跡
すき家はあこや町に/錦産業会館跡
すき家はあこや町に/錦産業会館跡

くら寿司、南館に2号店/サンデー駐車場跡
回転寿司で業界2位の「くら寿司」が山形市南館に出店する。場所は3月3日に閉店したサンデー南館店の駐車場跡で、大和ハウス工業が店舗を建設し、夏のオープンを目指している。くら寿司は山形市、米沢市、鶴岡市に既存店があり、山形市では馬見ヶ崎店に続く2店目。
「くら寿司山形南館店(仮称)」の敷地面積は約2400メートルで、店舗面積は444平方メートル。完成は6月21日の予定。

回転寿司業界はスシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司の上位4社が売上高の75%を占める。くら寿司は国産へのこだわりや豊富なサイドメニューが特徴で、3月1日からはハンバーガー2種もメニューに加えて話題を呼んでいる。

すき家はあこや町に/錦産業会館跡
牛丼で業界首位の「すき家」は山形市あこや町に出店する。場所はJR山形駅から県庁に通じる県道山形停車場線沿いの錦産業会館跡で、近くドライブスルーを併設した約120平方メートルの店舗を建設、年内のオープンを目指している。
同会館は保有していた繊維卸・不動産業の錦産業が2016年に破綻した後、解体業大手の井上工業グループ(寒河江市)が競売で落札、解体を終えて現在は更地になっている。

建設する店舗は同グループが保有、完成後にすき屋を展開するゼンショーホールディングス(東京)に賃貸する。全国約2000店のすき家の県内既存店舗は16店、山形市内は3店。