今なぜか焼きいもブーム!!
2018年11月9日
全国的に焼き芋ブームが広がっています。焼き芋といえばかつてはホクホクした食感が主流でしたが、最近は糖度が高く、ねっとりしたタイプが大半。しかも人気を支えているのは女性だとか。山形でも焼き方や品ぞろえにこだわる専門店が続々と登場しています。
サツマイモのABC
歴史
原産地は中南米。17世紀に中国から琉球、薩摩を経由して日本全国に。名称の由来はもちろん薩摩の特産品だったから。
生産量1位は?
もちろん鹿児島。昨年の収穫量は28万2000トンでシェアは34・9%。以下茨城、千葉が続き、山形は363トンで45位。
見分け方
形に丸みがあり、皮が紅色で鮮やかものを。表面の凹凸やひげ根が少なく、表面に黒ずみがないものを選ぶのがポイント。

ホクホク系としっとり系
かつての焼き芋の主流は「紅あずま」に代表されるホクホクした甘い品種。最近は「安納芋」「紅はるか」などしっとりして濃厚な甘さが楽しめる品種が人気。
女性の味方!?
サツマイモといえば「太る」というイメージを持たれがち。確かに天ぷらやスイートポテトなどは高カロリーですが、焼き芋や蒸かし芋は低カロリーでダイエット食材としても◎。他のイモ類に比べ食物繊維が豊富で、美容にも期待大。
甘味はゆっくりが鉄則
サツマイモは低温でゆっくり加熱すると甘くなる性質があり、甘さを楽しむ場合は蒸すかオーブンで時間をかけてじっくり焼くのがお勧め。
保存方法
低温に弱いので冷蔵庫を避け、新聞紙に包んで常温で。