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山辺町も熱いぞ!! 「Taiken堂」が牽引役

2006年9月22日
 「コリア・レポート」編集長の辺真一さん、東京農業大学教授の小泉武夫さん、アルピニストの野口健さん——。こんな全国的な著名人が毎年、人口1万5000人の山辺町に講演にやってくる。仕掛けているのは「やまのべ・みんなのセミナーTaiken堂だ。
山辺町も熱いぞ!! 「Taiken堂」が牽引役
 同セミナーが始まったのは平成2年。山形市内では様々な催し物があるのに、山辺町には何もない。自分たちで企画して何か始めたいということで有志が立ち上がり、同町教育委員会の協力も得て「Taiken堂」が産声をあげた。
 ただ先立つものは資金。スタート時は10万円程の予算しかなく、途方に暮れる毎日が続いた。やむなく全国的な著名人のもとに日参し、まちづくりへの理解を求めて講演の承諾を得るしかなかったという。そのうち「山辺町に有名人がくる、ことがある」といううわさが周辺に広がるにつれ聴衆が集まり、財政も次第に潤沢に。
 講演会の内容もユニーク。毎回30分程度「講師との対話の時間」を設け、一方通行ではなく双方向のコミュニケーション型セミナーにしているのが特徴だ。
 現在は運営委員会と教育委員会が協力しあい、年間計画の作成からチラシやポスターの作成までを一手にこなす。今後の予定は10月3日が「バカの壁」の著者で知られる養老孟司さん、11月1日が落語家の立川志らくさんと立川志ら乃さんなど。