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日本古来の伝統行事 七五三

2018年9月28日
 日に日に秋が深まるこのごろ、鮮やかな着物に身を包み氏神様にお参りするお子さんの姿もちらほら。最近は11月15日に限らず、9月、10月から七五三のお参りに出かける方も多いそう。そこで今号では、子どもの健やかな成長を祈る伝統行事、七五三についてご紹介します。
日本古来の伝統行事 七五三

はじまり

 七五三のはじまりは平安時代、室町時代、江戸時代と諸説があります。「7歳までは神の子」という言葉があるように、昔は子どもの死亡率が高く、7歳まで成長する子どもは幸運とされたそう。
 そこで、子どもの成長の節目を祝う儀式が公家文化として流行し、しだいに武家へと広がっていきました。

七・五・三歳の由来

 当時、子どもが3歳を迎えると、親はようやく子どもの髪を伸ばし始めました。また男の子は5歳になると初めて袴をつけました。
 女の子は7歳になると、それまで着物を留めるのに使っていた紐を帯に変えます。
 この節目の歳が現在まで引き継がれています。

日本古来の伝統行事 七五三

11月15日って?

 江戸時代、徳川5代将軍・綱吉が長男の徳松の成長を11月15日(旧暦)に祈願したことをきっかけに七五三が庶民の間にも普及していきます。11月15日が七五三の日というのはこれが起源なんですね。昨今では10月中旬から11月に多くの方がお参りにおでかけするようです。

数え年と満年齢

 昔は生まれた年を1歳として計算する「数え年」で行われていましたが、現在は生まれた翌年の誕生日を1歳とする「満年齢」が一般的のようです。ただ、どちらでも大丈夫。例えば5歳の男の子と2歳の女の子がいる場合、満年齢と数え年で一緒にお祝いしても構いません。

お参りの作法

 お参りに行くのは居住地域の氏神様、というのが一般的。お参りの際に納める初穂料は、3,000~10,000円位が相場です。シーズンになると、神社も写真館も衣裳店も込み合いますので、計画はお早めに。なお、神社と暦を大安や仏滅にわける六曜は関係ないそう。