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蔵王『まんさくの丘』で秋まつり

2006年10月13日
 快晴に恵まれた10月1日、蔵王半郷で知的障害児・者総合施設「まんさくの丘」の恒例の秋まつりが開かれた。
蔵王『まんさくの丘』で秋まつり
 蔵王地区にある山形厚生看護学校をはじめとする学生ボランティア、地元の町内会、一般住民などが多数参加。和やかなまつり会場では山形舞妓の演舞や地元出身のシンガーソングライターの丹波恵子さんの演奏もあり、施設の通園者が地元住民と一体になって歌ったり踊ったりの楽しい1日を過ごした。
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 早春、山に一番早く咲くのが「満作(マンサク)」の花。「まず咲く花」がその名の由縁ともいわれ、縁起がいいこの木の名をとって名づけられたのが「まんさくの丘」。障害を持つ人が社会生活を送るための訓練・学習を行う場として、昭和58年に山形市が設置した。未就学児が通う「こまくさ学園」(定員30名)と18歳以上が通う「恵光園」(同40名)、勤労者が生活する「蔵王通勤寮」(同20名)から構成されており、職員40名が指導にあたっている。
蔵王『まんさくの丘』で秋まつり
 (福)山形市社会福祉事業団事務局長で所長の舟山英雄さんは「障害を背負う可能性は誰にでもある。たまたま障害を持った人たちが内に閉じこもることのないよう、家族だけではなく、職員や地域の人たちが支え、いきいきとした生活の一歩を踏み出してもらいたい」と語る。
 安部栄子さん(蔵王半郷在住)は同施設を支える一員で、2年前に発表された歌『まんさくの丘』の作詞者。この歌が天童オルゴール博物館の協力でオルゴールのメロディーになって登場。まつり当日に初御披露目され拍手が沸いた。