徹底して山形に密着したフリーペーパー

スーパーホテル 東根・鶴岡で開業へ/10月、宿泊客増加に対応

2018年8月10日
 ビジネスホテルチェーンのスーパーホテル(大阪市)は10月に東根市と鶴岡市で相次ぎホテルを開業する。県内での開業は2003年の「山形駅西口」以来で、増加するビジネス客や宿泊費を抑える観光客の需要に対応するのが狙い。
スーパーホテル 東根・鶴岡で開業へ/10月、宿泊客増加に対応

 東根市さくらんぼ駅前で10月4日に開業するのは「山形・さくらんぼ東根駅前」。7階建て全104室で、駐車場は80台分。スーパーホテルは直営が基本だが、建設を担当した奥山建設(東根市)が子会社を設立してフランチャイズチェーン(FC)運営する。
 鶴岡市宝田の「山形・鶴岡」は10月12日開業予定。6階建て全120室で、駐車場は50台分。建設した石庄建設(鶴岡市)のグループ会社・豊栄商事(同)がオーナーになり、スーパーホテルが運営する。

スーパーホテル 東根・鶴岡で開業へ/10月、宿泊客増加に対応

 スーパーホテルは国内に126店、海外に3店のビジネスホテルを展開中で、東北では初進出となった山形駅西口を含め10店。自動チェックインシステムなどコストを抑えた運営で朝食付き1泊6000円前後の低料金で宿泊できるほか、ホテル内に設けた天然温泉が人気を呼んでいる。
 同ホテルでは「需要増に対応することに加え、交流人口を増やすことでまちなかの活性化に貢献していきたい」と話している。