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ルールを守って味わいたい 海外でも人気の山形の美酒

2006年10月13日
 マナーを守り、おいしい山形の酒を堪能したいもの。山形県は高級品の吟醸酒と純米吟醸酒の生産量で東北1位、全国でも4位という酒どころ。品質を競う2004年の全国新酒鑑評会ではトップの常連だった新潟県を上回る数の金賞を獲得、05年と06年は惜しくも2位にとどまったが、県内の蔵元には首都圏の高級飲食店からの注文が引きもきらない。
ルールを守って味わいたい 海外でも人気の山形の美酒
 山形の酒を特徴付けているのが県のオリジナル酵母「山形酵母」とオリジナル酒造好適米「出羽燦々(さんさん)」。特に「出羽燦々」は県工業技術センターが20年以上の年月をかけて開発、山形の気候・風土に適した原料米として「山形の酒」のブランド確立に大きな役割を果たしている。
 山形の酒は海外でも脚光を浴び始めている。個別の蔵元がアメリカや中国向けの輸出を拡大しているほか、県酒造組合が02年から台湾向け輸出プロジェクトを開始、06年に県産酒の大吟醸の統一ブランド「山形讃香」(写真)が初めて海をわたった。
 日本酒にとどまらず、山形は豊富な果実をいかしたワイン作りも盛ん。国産ブドウだけを原料にしたワインによる第4回ジャパン・ワイン・コンペティションが8月に甲府市で開かれ、県内7社の23点が入賞した。