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県産酒、3銘柄が最高評価/IWC 金賞も全国最多

2018年5月25日
 山形市で13日から開催された世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の日本酒部門の審査結果が18日、山形市のホテルメトロポリタン山形で発表され、山形県産酒が全9部門のうち3部門で最優秀賞の「トロフィー」を受賞した。
県産酒、3銘柄が最高評価/IWC 金賞も全国最多

 県産酒でトロフィーを受けたのは、本醸造部門で東北銘醸(酒田市)の「初孫 伝承生もと」、純米吟醸部門で麓井酒造(同)の「フモトヰ純米吟醸山田錦」、古酒部門で加茂川酒造(白鷹町)の「貴醸大古酒 古時計」の3銘柄。9部門のトロフィーから1銘柄に授与される最高賞の「チャンピオン・サケ」は7月10日にロンドンで発表される。
 今回の審査会には国内外の456社から過去最多の1639銘柄が出品され、15カ国・地域から集まった審査員がトロフィーのほか金、銀、銅の各賞を選定した。
 トロフィー受賞数は県産酒が全国最多で、金賞受賞数も97銘柄中17銘柄と県産酒が首位。県産酒の品質の高さを内外に証明する結果となった。