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灯油、値上がり続く/配達・店頭価格、3年ぶり高値

2018年2月9日
 灯油価格が上昇を続けている。原料になる原油価格が上昇しているのを受け、石油会社が出荷価格を引き上げていることが原因。全国的な気温低下や降雪量の増加で需要も伸びており、配達価格やスタンドでの店頭価格は3年ぶりの高値水準で推移している。
灯油、値上がり続く/配達・店頭価格、3年ぶり高値

 山形市周辺で灯油配達価格の指標になっているのは、山形市農協系の石油販売会社・ジャオと、山形市消費者連合会との間で決まる配達価格。
 昨年10月のスタート価格はホームタンク用が1リットル当たり75円、ポリタンク用が76円だったが、それぞれ11月7日に3円、27日に5円、12月25日に2円、1月22日に3円値上がりし、現在はホームタンク用が88円、ポリタンク用が89円で3年ぶりの高値。
 スタンド店頭価格も同様。資源エネルギー庁の調べでは、県内の灯油店頭価格は10月2日の72円から1月29日には84円に上昇、やはり3年ぶりの高値になっている。
 高値の原因は原油高で、産油国の減産で原油の生産が抑制されていることで1バレル60~65ドル高値をつけていることが影響している。

灯油、値上がり続く/配達・店頭価格、3年ぶり高値

 原油高を受け、石油会社は生協やスタンド向けの販売価格を段階的に引き上げている。
 石油会社の販売価格が上がっても売れ行きが落ちれば生協やスタンドは販売量を優先して転嫁を見送るが、今年は寒さで需要が伸びているため、配達価格や店頭価格も値上がりしやすい環境にあるという。