徹底して山形に密着したフリーペーパー

ブライダルハウス ささき(山形市) 社長 佐々木 豪さん

2017年4月28日
佐々木 豪(ささき・ごう) 1973年(昭和48年)山形市出身。山形東高から東北大経済学部に進み、卒業後サントリー入社。営業畑を歩み、横浜、札幌、旭川、東京などでの勤務を経て13年5月、部長代理を最後にサントリーを退社、実父の洋氏(現会長)が創業した「ブライダルハウスささき」へ。常務を経て17年4月に社長就任。44歳。
ブライダルハウス ささき(山形市) 社長 佐々木 豪さん

サービス向上がすべて
  「衣裳で一生のお付き合い」を

――なりたての社長さんですね。
 「宜しくお願いします」

サントリーからの転身

――サントリーを辞める時だけど、あそこって超人気企業じゃないの。
 「ボクが入社した時もそうでしたが、昔も今も学生の就職希望ランキングでは必ずベスト10には入ってますね」
――確か、給料も高いんだよなあ。
 「それをお聞きになるんですか?(苦笑)……辞める直前の年収は××××万円でした」
――ヒエー!
 「だから、親父が後を継いで欲しそうだったので『今の年収を保証してくれるか?』って聞いたんですよ。そしたら『無理!』って(苦笑)」
 「だけど(サントリーを辞めることに)迷いはありませんでした。自分や2人の妹を育ててくれたのは家業だし、親父がつくった子どものような会社を長男のボクが継ぐのは当然だと思った」
 「無借金というのも大きかった。サラリーマンではなく一国一城の主になり、会社を成長させればサントリー時代を上回る年収が得られるんだと。前向きでしたね」

シェア拡大で生き残り

――飛び込んだ家業は貸衣裳屋さんです。
 「人口そのものが減ってるし、結婚しない・できない人が増えている。結婚しても式を挙げないカップルも多く、誰がみたって業界の将来はバラ色じゃないです」
 「だけど、マイナス面だけを見ても何も生まれない。親父の時代から32年間培ってきた強みをいかし、縮小するマーケットの中で業界を牽引する存在になれればと」
 「強みといいましたが、社内で改善すべきことは多々ある。急激な時代の変化に対応し、外部環境や内部環境を数値的に捉えて戦略を決める『SWOT分析』や『3C分析』の手法を駆使していくつもりです」

社外活動にも活路

 「社外ではライオンズクラブをはじめ可能な限り顔を出し、ビジネスチャンスを広げていきたい。再婚カップルに絞った提案、ハワイでの挙式など、打つべき戦略はあると思う」
――エリートで理論派だし、ガタイはいいし。
 「身長は181センチ、体重は92キロです。大学時代はアメリカンフットボール部のレギューラーで、現在もクラブチームに所属してます」
――顔も愛嬌あるし。
 「ゴリラみたいって言われますけど(苦笑)」
――モテるでしょ。

頭は仕事でいっぱい

 「サントリー時代の体質が染み付いて毎晩のように飲み歩いていますが、DNAは貸衣裳業。頭はウエディングのことでいっぱいです」