徹底して山形に密着したフリーペーパー

モンテディオ山形 監督 木山 隆之さん

2017年4月14日
木山 隆之(きやま・たかし) 1972年(昭和47年)兵庫県伊丹市生まれ。伊丹西高、筑波大でサッカー部に所属、いずれも主将を務めた。同大卒後の94年にガンバ大阪入団、コンサドーレ札幌、水戸ホーリーホックでDFとしてプレー。引退後はJ2の水戸、ジェフユナイテッド千葉、愛媛FCの監督を歴任、千葉と愛媛の監督時代にJ1昇格プレーオフを戦った経験がある。2017シーズンから現職。1男1女の父。45歳。
モンテディオ山形 監督 木山 隆之さん

自分もチームも3度目の挑戦
  J1昇格に向け頑張ります

――9日にようやくホーム初勝利を挙げました!
 「サポーターや県民の皆さんと喜びを分かち合えて嬉しいです」

より進化を目指して

――これで2勝4分け1敗で22チーム中10位。ただ9日の大分戦もそうでしたが、勝つのはつくづく難しいですね(苦笑)
 「開幕戦の勝利はカウンターが決まりましたが、次の試合から勝てなかったのは、攻撃するチャンスは増えているのにゴールに結びつかないというか、いわゆる決定力不足でしたね」
 「モンテのチームカラーは〝堅守速攻〟で、全員がひたむきに攻撃と守備に徹するスタイル。この伝統的な良さを残しつつ、より攻撃的なスタイルに進化していこうと、ボクを含めた全員が模索しているのが現状です」
 「期待している選手はもちろん全員ですが、特に若手が伸びてきて欲しい。若手が伸びればチーム力は底上げされます」

若手育成に定評

――その若手育成で定評があると伺いました。
 「過去に監督を務めたチームは財政が裕福ではなく、スター選手は呼べなかったので必然的に現有戦力のレベルアップを図るしかなかった」
 「特に伸びしろのある若手には、いいところもあれば悪いところもある。悪いところの矯正に重きを置かず、いいところをさらに引き出すことが大事だと思いますね」
――それはサッカー界にとどまらない指導法なんだろうなあ。
 「そうかも知れませんね」

導火線は短い?

――でも初の監督になった水戸の開幕戦で審判の判定に激高し、退席処分になったとか(苦笑)
 「好意的に〝熱血漢〟と評していただいてますが、要するに導火線が短い(笑)。決しておとなしい人間ではないです」
――そんな木山監督から見てサポーターや県民の印象は?
 「サポーターはフェアだと思う。過去に対戦した時も、監督になってからも、相手チームに対しても自軍に対しても口汚いヤジをほとんど耳にすることがない」
 「試合を離れて山形で生活していても、みんなが気軽に声をかけてくれますもんね。アットホームな雰囲気が好きです」
――座右の銘は「人生一回」でしたね。

J1昇格に応援を

 「いい歳してもっと気の利いた四字熟語があるんでしょうがね(苦笑)。でもボクも選手もサッカー人生なんて限られてる。その短い時間の中で精一杯やろうよと」
 「モンテにとっては3度目、ボクにとっても3度目の正直になるJ1昇格への挑戦。頑張りますので応援よろしくお願いします」