徹底して山形に密着したフリーペーパー

庄内ヨロズ ヨロズエンジニアリング 社長 齋藤 建治さん

2017年1月27日
齋藤 建治(さいとう・けんじ) 1969年(昭和44年)旧温海町生まれ。鶴岡工業高校専門学校機械工学科卒業後、庄内プレス工業(鶴岡市、現・庄内ヨロズ)入社。庄内ヨロズのほか、グループ会社のヨロズエンジニアリング(三川町)、タイの生産法人などで生産技術畑を歩み、2016年6月、47歳で従業員200人・売上高40億円の庄内ヨロズと172人・43億円のヨロズエンジニアリングの社長に就任。48歳。
庄内ヨロズ ヨロズエンジニアリング 社長 齋藤 建治さん

世界を相手にものづくり
  そこに喜びとやり甲斐がある

――今年48歳ということは、酉年で年男ですか。
 「そうですね」

次長から社長へ!

――若い社長さんでビックリ!社長になる前は専務とか常務とか?
 「ヒラの次長でした」
――エー!いきなり?
 「自分でもビックリでしした(苦笑)。庄内ヨロズ、ヨロズエンジニアリングとも横浜が本社のヨロズの地方における生産拠点で、生え抜きの社長は過去にゼロ。だから内示を受けた時は『ホントに自分なんかでいいのかな』と」
――ヨロズって凄い会社なんですよね。
 「創業は1948年(昭和23年)で、自動車のサスペンション部分の製造では国内最大手。納入先はトヨタや日産など国内全自動車メーカーのほか、米GMやフォード、独フォルクスワーゲン、仏ルノーなど。売上高は1700億円超で、東証1部に上場してます」

ヨロズ、山形と縁深く

 「そんなヨロズの創業者は、実は朝日町出身。その長男で現在のヨロズ会長も『私のDNAは山形』と公言しているほど。また会長の長男で現在のヨロズ社長は、自分の前任者として鶴岡に在住し、庄内ヨロズとヨロズエンジニアリングの社長を兼務してました」
――へ~え。
 「山形に縁の深い会社だから、社長を言われた時は驚きもありましたが、違和感はなかった。生産技術の分野でそれなりに実績を積んできて自負もあったし」
 「社長になって変わったこと?家で食事ができなくなって、体重が5キロも増えました(苦笑)」
――ヨロズエンジニアリングは大規模な設備投資の真っ最中だとか。

設備能力、人員を2倍に

 「昨年4月から約50億円を投じて生産能力を2倍に引き上げる工場増強に取り組んでいます。ヨロズエンジニアリングで製造しているのは金型などの生産設備で、これを国内外のグループの生産拠点に供給する。いわばヨロズグループのものづくりの原点がヨロズエンジニアリングです」
 「生産設備は海外でも製造していますが、国内で技術を集約してより高い品質を求めようと。工場増強はそのための投資で、4月末に完成予定です」
――人材も必要ですね。

グローバルなエンジニアを

 「現在170人の社員を350人に増やす計画です。山形、庄内にいながら全世界を相手にものづくりをする喜びややり甲斐がきっとあるはず。そうしたグローバルなエンジニアを育てることが自分たちの使命だとも思います」
 「社風は和気あいあいとしていて、自分もそうでしたけど、やれば報われる会社ですよ」
――話は変わって、趣味とかは?
 「お酒ぐらいですかね。鶴岡ではよく飲みます」
――若くてカッコいいから、モテるんだろうなあ。