徹底して山形に密着したフリーペーパー

原点回帰でおいしさ追求/山形県食糧と県内生産者 太古活性農法でコメづくり

2016年9月23日
 弥生時代から連綿と続くコメづくりの原点に戻ろうと、ここ山形の地でで「太古活性農法」と呼ばれるユニークな栽培方法が続けられているのをご存知でしたか?――。
原点回帰でおいしさ追求/山形県食糧と県内生産者 太古活性農法でコメづくり

 太古活性農法とは、米穀卸の山形県食糧(山形市、金山昭次朗社長)が1995年に県内の生産者グループと連携して開発した栽培方法。
 昔ながらの堆肥による土作りに独自の発酵肥料を用い、ミネラルや微生物を豊富に含んだ土壌で栽培するのが特徴で、栽培したコメは粒立ちがよく奥深い味になるという。
 生産者のひとり、鎌上正樹さん(35)の中山町柳沢にある60アールの田んぼでは、同農法で栽培したはえぬきがたわわに実り、これからが収穫本番。鎌上さんは「食の多様化やコメ離れが進んでいるが、太古活性農法でおいしさを追及していけば道は開けると思う」と力強く語る。
 県食糧によれば、同農法で栽培したコメは従来ネットや口コミなどで県外を中心に販売していたが、今後は県内での販促にも力を入れていくという。問い合わせは023-633-3939。