ドラッグストア最大手 ウエルシアが出店攻勢
2016年7月22日
全国最大のドラッグストアチェーンで、イオングループのウエルシアホールディングス(東京)が山形県内での出店を加速させる。同社は4月に寒河江市に出店して県内初進出を果たしたばかりだが、年内に山形市と河北町で新店をオープンする予定で、日本海側では鶴岡市での出店も計画している。

山形市での進出場所は桧町3で、移転した花輪建設の跡地に店舗を建設する。敷地面積は2960平方メートルで、店舗面積は1190平方メートル。完成は9月末を予定している。
河北町は6月末で閉店したマックスバリュ河北店の跡地を利用、更地にしたうえで新店舗を建設する。敷地は2200平方メートル、面積は1000平方メートル前後の予定。鶴岡市では日出に店舗を建設する。
いずれも寒河江店や全国で展開している既存店と同様、店内に調剤薬局や非営利空間「ウエルカフェ」を併設し、営業時間は午後12時までの深夜営業とする。
ウエルシアはM&A(合併・買収)で急成長を続けており、昨年はマツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市)を抜いて業界首位に躍り出ている。既存店は全国1477店。