徹底して山形に密着したフリーペーパー

山形ウェディング協議会 会長 武田 靖子 さん

2016年7月8日
武田 靖子(たけだ・やすこ) 1970年(昭和45年)山形市生まれ。山形西高から中央大文学部に進み、卒業後パレスホテル東京に就職。91年帰郷し家業の冠婚葬祭業・パレス平安(現ジョインセレモニー)へ。取締役室長を経て2014年から常務。県組織の「やまがた婚活応援団+(プラス)」副団長を務めたほか、山形県教育委員、日本ブライダル文化振興協会常任理事など公職多数。1男1女の母で、ご主人はジョインセレモニー社長の良和氏。46歳。
山形ウェディング協議会 会長 武田 靖子 さん

出会いが少ない県内の男女
  周囲の環境づくりが必要です

――「山形ウェディング協議会」って?

結婚(式)の普及支援

 「少子化や非正規雇用の増加といった社会的要因もあり、結婚に至らない、結婚しても式を挙げないというケースが増えています。こうした風潮に歯止めをかけ、結婚や結婚式の素晴らしさを広く知ってもらおうと、県内12の婚礼関係企業が中心になって6月20日に設立した組織です」
 「結婚は新しい家族が誕生する人生の節目。新しい家族の誕生は人口増加につながり、山形の豊かさにもつながっていくはず。いい結婚(式)がいい家族をつくり、いい家族がいい社会をつくっていくと思います」
――山形の婚姻率(こんいんりつ)ってどうなんですか?

低い山形の婚姻率

 「低いです。人口1000人当たりの成婚数は年々低下傾向にあり、2014年は全国平均の5・1に対して山形は4・2で47都道府県中45位です」
――そんなに低い!?
 「特に郡部での婚姻率の低さが深刻で、(男女が)出会う機会がない、出会う場所がないといった声をよく聞きますね」
 「だから本人だけでなく、周囲が婚活を盛り上げていく環境づくりが必要。ともすれば『おせっかい』『過干渉』などと受け取られがちですが、プライベートとプライバシーは別物。もっとプライベートに気を遣ってあげることが大切じゃないでしょうか」
――協議会としてはこれからどんな活動を?

3本の矢活動

 「分かりやすいところでは、様々な理由から結婚式を挙げなかった夫婦への挙式のプレゼント。結婚式には家族の物語が表れます。結婚式を通じて気がつく絆や感謝、希望…。そういったものから『結婚の良さ』を発信できればと思います」
 「その他の活動としては結婚の魅力を伝えられる人材の育成、結婚に対する県民の意識調査など。協議会ではこれらの取り組みを『3本の矢活動』と呼んでいます」
――でも新組織の会長も引き受けて、社業に主婦業、子育てもでしょ。

八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍

 「それこそ、毎日が時間との闘いです。自宅のソファに座るのは1カ月に1時間くらい(笑)」
――特に子育て?
 「上の子が受験を控えた高校2年生。下の子が幼稚園の年長組。手がかかる時期ですが、主人が手伝ってくれますので。イクメンを楽しんでるみたいですよ(笑)」
――個人的なこれからの目標とか。
 「60歳になった時にイキイキしてたいという思いはありますね。輝いているご高齢の方を見るにつけ、いま頑張っていれば私もなれるのかなと」