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真如苑が取得へ/オーヌマホテル跡地

2008年6月27日
 3月末に閉館し、現在は解体工事が進む山形市小白川2のオーヌマホテル=写真=の跡地を、東京都立川市に総本部を置く宗教法人「真如苑」が取得する方向であることが明らかになった。すでに山形市に対して「公有地の拡大に関する法律」に基づく不動産取得の届出を提出、市は23日付で関係書類を県知事宛に進達した。本紙の取材に真如苑は「答えられる段階ではない」としている。
真如苑が取得へ/オーヌマホテル跡地

 オーヌマホテルは百貨店「大沼」の関連会社として1966年に「雅裳苑」の社名で創業、結婚式や宴会などのホテル事業を展開していたが、業績不振から2006年9月に横浜市の不動産会社「リスト」に事業譲渡された。
 だがリストも今年に入ってホテル業の再建を断念し、建物と土地を函館市の不動産会社「リード不動産」に売却。3月30日での閉館と建物の解体を決めたリード社が跡地をどうするかに関心が集まっていた。跡地は約8300平方メートル。
 取得予定とみられる真如苑は在家の仏教教団で、信者数は約85万人。山梨県出身の伊藤真乗(1906〜89 年)が戦前の36年に立教した密教形教団。戦後の51年に真如苑に改称した。

真如苑が取得へ/オーヌマホテル跡地

 今年3月にはニューヨークのオークションに出品された鎌倉時代の仏師・運慶の作とみられる「大日如来像」を三越を通じて約14億円で落札して話題を呼んだ。