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庄内浜の水産物はいかが?/コープしろにし(山形市城西町)漁協直売所にぎわう

2016年3月25日
 コープしろにし(山形市城西町5)の店内に庄内浜で揚がった水産物を並べた「庄内 海丸」がオープン、訪れる買い物客の話題をさらっている。
庄内浜の水産物はいかが?/コープしろにし(山形市城西町)漁協直売所にぎわう

 海丸は、県内陸部では流通量が少ない庄内浜産の水産物の消費拡大につなげようと、県漁業協同組合がコープしろにしを運営する生活協同組合共立社(鶴岡市)とタイアップして開設した直営店。県漁協による直営店の開設は今回が初めて。
 県漁協によれば、庄内浜では「庄内おばこサワラ」「紅エビ」など多様な水産物が水揚げされるが、山形市など県内陸部では知名度も低く、流通量も約1割にとどまっているとか。新鮮な水産物を直送し、調理方法なども含め庄内の食文化をPRすることが狙いという。
 3連休明けで入荷がまとまった22日の店頭にはサクラマス、ノドグロ、カワハギなどが所狭しと並び、もの珍しさから足を止めて思わず見入る買い物客も。
 ガサエビを購入した伊藤みさ子さんは「どのお魚も新鮮で美味しそう。家は五十鈴なのでちょっと離れていますが、また来たい」と話していた。