ヨークベニマル 落合町(山形市)に新店/来春にも 大野目店は閉鎖へ
2016年2月26日
東北最大の食品スーパー、ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)はスクラップ&ビルド方式で山形市浜崎の「大野目店」を閉鎖し、同一小学校区内の落合に新店舗をオープンする。「落合店(仮称)」は早ければ4月にも着工、来春の開業を目指している。

落合町で新たに開発するのは市総合スポーツセンターの北側一帯で、総面積は4万1000平方メートル。ここに店舗面積4300平方メートルの落合店と同5300平方メートルのテナント棟の2棟を建設する。
一帯は開発行為を制限する市街化調整区域だが、ヨークは同一小学校区内にある既存の大野目店の「移転」として開発許可を申請、18日に開かれた市開発審査会が「許可相当」とした。
一帯は農地にも指定されており、農地転用とあわせ開発行為の許可は早ければ3月末にも下りる見通し。

大野目店の閉鎖は、国道13号大野目交差点改良事業で旧大野目交差点の東西道路が封鎖されたことが理由。これにより国道13号を利用していた市内北東部や天童市からの来店客が減り、周辺の競合他社に比べて立地条件が悪くなったという。
大野目店の開業は1991年5月。現在は市内5店、県内18店を統括する旗艦店の役割を担っているが、築24年を経過して店舗の老朽化も目立っていた。
やまコミの取材に対しヨークでは「正式に決まったわけではないのでコメントできない」としている。
大野目店の開業は1991年5月。現在は市内5店、県内18店を統括する旗艦店の役割を担っているが、築24年を経過して店舗の老朽化も目立っていた。
やまコミの取材に対しヨークでは「正式に決まったわけではないのでコメントできない」としている。