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キング東根店・尾花沢店の後継 グラントマト(福島)が名乗り

2016年1月8日
 キング(東根市、猪股栄子社長)が1月20日で閉鎖するホームセンター(HC)「キング東根店」と「同尾花沢店」の後継テナントして、農業資材や食料品・酒類の販売を手がけるグラントマト(福島県須賀川市、南條浩社長)が名乗りを挙げていることが分かった。
キング東根店・尾花沢店の後継 グラントマト(福島)が名乗り

 キングがHC事業から撤退して東根店、尾花沢店、新庄店を閉鎖、このうち新庄店だけはHC大手のDCMホーマック(札幌市)が引き継ぐことは本紙12月25日号で既報の通り。
 キングによれば、その後12月末に南條社長が同社を訪れ、数度の交渉を経て東根店と尾花沢店をグラントマトが引き継ぐことで大筋合意した。キングが解雇するHC事業の従業員も再雇用し、3月上旬のオープンを目指しているという。
 グラントマトも同社ホームページで「山形県のキング東根店・キング尾花沢店の事業を継承することになりました」と公表している。
 グラントマトは福島県を中心に栃木県と茨城県で同名店舗を展開しており、年間売上高は約100億円。