徹底して山形に密着したフリーペーパー

《おしえて!編集長》 ガソリンちょっぴり安いのなぜ

2008年2月22日
2月になってからガソリン価格が下がっていることに気づきました? 1月までは1リットル150円台の看板が目立っていたのに、いつの間にか140円台が多くなっています。いったい何があったのかしら。
《おしえて!編集長》 ガソリンちょっぴり安いのなぜ
何があったんですか?

全国でも下落傾向

「何もないよ。ガソリンができる前の原油の価格は高いままだし、石油会社がガソリンスタンド業者に売る値段を下げたわけじゃない。それでも全国的にガソリンの価格は安くなっていて、石油情報センターの調査でも8週連続で下落している。この流れの一環だよ」

それって答えになってるんですか?

「じゃあ聞くけど、150円台のガソリン、じゃぶじゃぶ使おうと思うか?」

思いません。節約してます。
《おしえて!編集長》 ガソリンちょっぴり安いのなぜ

販売量減少が主因

「誰だってそうだよ。要するに売れ行きが落ちてるんだ。で、11号の特集『ガソリン価格なぜ違う』でも触れたけど、ガソリンスタンド業者って販売量が落ちることに対して我慢できないっていう習性があるんだ」

武闘派! スタンド業者

「だから他のスタンドの動向に絶えず目を光らせてて、実際にどっかが下げると頭に血が上って、売られたケンカを買ってしまうんだな」

なるほど。

「県内に話を戻すと、内陸部での値下がり震源地になっているのは例によって天童なんだ。天童にはコーナンフリート(大阪府堺市)、一光(名古屋市)、宇佐美鉱油(名古屋市)といった『フリート』と呼ばれる全国展開の安売りスタンドが進出していて、これに地元の野口鉱油が加わって激しい競争を繰り広げている」

「鈴与」進出が契機?

「もともと安くなる土壌があったわけだけど、それでも原油価格が下がらないから1月までは高値が続いてた。そこに昨年12月末にフリートの鈴与(静岡市)が新たに進出し、安売りを仕掛けたもんだから、みんなの頭に血が上っちゃたわけだ」

でも競争でガソリンが安くなるなら消費者は歓迎ですよね。

消費者は歓迎

「そうだよ。県内全般に安くなってきたけど、立谷川を挟んだ山形市と天童市では4円ぐらい開きがあって、それだけ山形市民は不利益を蒙っているわけだ。山形市のスタンドも、もっと競争してほしいよなあ」