徹底して山形に密着したフリーペーパー

女性の美と健康/経口補水液

2015年8月28日
 お盆も過ぎて暑さも和らいできましたが、まだまだ熱中症への油断は禁物。今回は熱中症対策のひとつ「経口補水液」のお話です。

脱水症状緩和に効果

 経口補水液は食塩とブドウ糖を混合したもので、水分だけでなく、汗で失われる塩分を素早く補給できます。つまり熱中症による脱水症状を緩和できるというわけ。
 もとは医者や医療設備の乏しい発展途上国で、コレラなどによる脱水症状に対応する「点滴代わり」の飲料として開発されました。
 日本で熱中症対策の飲料として注目され始めたのは観測史上1位の暑さを記録した2010年夏からと記憶しています。

女性の美と健康/経口補水液

でも「まずい!」

 その経口補水液の作り方ですが、一般的には水1リットルに対し食塩3グラム、砂糖40グラムとされています。
 ところが実際に作って飲んでみたところ、とてもまずくて飲み切れたもんじゃない!私でもそうなのですから、子どもやお年寄りはまず飲んでくれないでしょう。

そこで村山流レシピ

 そこで、私なりの経口補水液の作り方を研究しました。それは――。
 まず、冷蔵庫の中のクズ野菜で結構ですのでみじん切りにし、煮込んで1リットルの野菜スープを作ります。この時に食塩とコンソメ計3グラム、砂糖40グラムを加えます。完成した野菜スープは濾しておきます。
 ここからがポイントです。この野菜スープが常温になったら製氷皿に流し込んで冷凍庫で凍らせ、小さなアイスキューブを作るのです。

子どもや高齢者にも

 発熱で苦しむ子どもは水分をガブガブと飲んではくれません。でも小さなアイスキューブなら口に含んでくれるでしょう。高齢者も同じです。ぜひお試し下さい。
 残ったらカレーやシチューなどのスープストックにも使えますよ。


女性の美と健康/経口補水液
プロフィール

セントラルクリニック院長
村山 一彦
プロフィール
(むらやま・かずひこ)1956年山形市生まれ。埼玉医科大学を卒業後、同大、篠田総合病院を経て2004年に産婦人科を中心とするセントラルクリニックを開院。社会福祉法人・慈風会の理事長として特別養護老人ホーム「なごみの里」、認可保育所「はらっぱ保育園」も手がける。