紅花生産量首位の白鷹 今期の収穫始まる/多彩なイベントでPR
2015年7月10日
その昔、最上川舟運で山形の繁栄をもたらし、今では県花にも指定されている紅花。では県内で紅花の生産量が最も多い市町村はどこ?――。

正解はアニメ「おもひでぽろぽろ」の舞台・高瀬地区がある山形市ではなく、多目的ホール「サハトべに花」がある河北町でもなく、7割までを占める白鷹町!そんな同町では今年の紅花摘みが本格化、多彩なイベントも目白押しだ。
2日から町文化交流センターあゆーむで始まったのが「べにばなアート展 紅花colors(カラーズ)」。東北芸術工科大学生の紅花をテーマにしたアート展や紅花染めのワークショップ、最終日の26日にはパンまつりも開催される。
11日と12日に開かれるのが「白鷹紅花まつり」。滝野交流会館を会場にやまがた舞子の演舞や撮影会、紅花染めの着物の展示、紅花摘み体験など内容も盛りだくさん。ご当地キャラの「べにたかちゃん」らも登場する。
7日から10日までは紅花祭りをPRする展示会も山形市の山形銀行本店で開催中。問い合わせ0238-86-0086。