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7月3日から「広重のまなざし」/広重美術館 代表作 一堂に展示

2015年6月26日
 天童市鎌田本町の広重美術館で7月3日から「広重のまなざし~館蔵名品展~」が開催される。
7月3日から「広重のまなざし」/広重美術館 代表作 一堂に展示

 「東海道五十三次」で知られる歌川広重(初代)は江戸後期に庶民の間で人気を博した浮世絵師。活動の拠点はもちろん江戸で、時空を超えて天童にゆかりの美術館がある理由を知らない人も多いはず。
 実は広重は江戸詰めの天童藩士と親交があった。当時の天童藩は財政が苦しく、豪農や商人からの借金に頼らざるを得ない有様。天童藩から頼まれた広重は、借金の返済用にせっせと肉筆画を書いてくれたとか。
 その作品群は「天童広重」と呼ばれ、専門家の間では円熟期の作品として高く評価されている。そんな広重の作品を集め1997年に開館したのが広重美術館というわけ。
 今回の企画展は広重の初期から最晩年までの代表作を一堂に展示、構図や色彩、筆致などの魅力に迫る。7月27日まで。入館料大人600円、中高大生500円、小学生300円。問い合わせ023-654-6555。