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清川屋 鶴岡に体験型土産店/庄内の食文化を情報発信

2015年5月8日
 県内の特産品を取り扱う鶴岡市の清川屋が4月27日、鶴岡商工会議所会館1階に体験型土産店「HOUSE清川屋」をオープン、県内産にこだわった品ぞろえや遊び心をくすぐる店内演出が話題を呼んでいる。
清川屋 鶴岡に体験型土産店/庄内の食文化を情報発信

 店内に並んでいるのは県内で生産、加工された逸品ばかり。県内の土産品の実は7割が県外産との指摘もあるが、「オール庄内・山形」にこだわったという。
 レンガ造りの「古酒・ビンテージ蔵」には県内の長期熟成酒が並んでおり、中には30年熟成されたものもある。
 店内中央には「厨(くりや)」と呼ばれるオープンキッチンが設置されており、購入品の調理や料理教室などに利用できるとか。トイレにはクラゲをイメージした水槽を置き、壁面に赤川花火を映し出すなど不思議な空間が広がる。
 同社では「庄内の食文化を発信しながら『まちなか観光』を後押ししたい」と意気込んでいる。
 庄内へ足を延ばした折にはぜひ立ち寄ってみては。問い合わせは0235-29-3111。