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特別展「国持大名上杉家」/米沢市上杉博物館 家格の高さを再認識

2015年4月24日
 米沢市の米沢市上杉博物館(丸の内)で特別展「国持大名上杉家」が開かれている。
特別展「国持大名上杉家」/米沢市上杉博物館 家格の高さを再認識

 国持大名とは江戸時代、1国ないし数郡を領有し、御三家に次ぐ家格を持った有力大名を指す。前田、島津、伊達など18家がこれに該当し、米沢藩の上杉家も含まれていた。
 徳川幕府はこれら国持大名に対しては将軍家との縁組や、従四位下侍従以上の官位を与えるなど様々な特権を用意し、三百諸侯の中でも目に見える形で遇したとされる。
 特別展は前期(~5月17日)と後期(5月23日~6月21日)の2部構成。展示物は上杉家の家格の高さをうかがわせる文化財の数々で、前期は内桜田門前に集う有力大名を描いた「江戸城登城風景図屏風(所蔵・国立歴史民俗博物館)」、後期は婚家で用意した「竹に雀紋七宝繋蒔絵台子(同・仙台市博物館)」など。
 併せて前期は国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本展示も行っている。5月17日と23日、6月20日はギャラリートークも。問い合わせは0238-26-8001まで。