徹底して山形に密着したフリーペーパー

金栄堂(長井市)店長・スポーツグラスプロアドバイザー 那須 丈雄さん

2014年12月12日
那須 丈雄(なす・たけお) 1977年(昭和52年)長井市生まれ。長井北中、長井高から日本眼鏡専門学校(東京)へ。卒業後、東京都内の眼鏡店勤務を経て25歳の時にUターン、家業で48年創業の眼鏡店・金栄堂へ。自らのスポーツ体験をいかしてスポーツ用眼鏡、スポーツ用サングラスの品ぞろえ強化に努め、「まちのメガネ屋」だった同社は斯界では全国でも知られる存在に。家族は妻と3人の子。37歳。
金栄堂(長井市)店長・スポーツグラスプロアドバイザー 那須 丈雄さん

スポーツは事故と隣り合わせ
 専用グラスで安全安心、快適に

――眼鏡の専門学校に行ったということは高校時代から家業を継ごうと?

早くに家業を継ぐ決意

 「中学時代からです。当時は就職氷河期と言われていて、大学を出ても就職は難しいだろうと。それなら専門性を身に着けた方がいいかなって」
 「当時の金栄堂ですか?どの地方都市にもある普通のメガネ屋です。当時も今も長井市にあるメガネ屋は11~12店で、不思議に大手メガネチェーンはゼロ。長井は商圏的に魅力がないんでしょうね(苦笑)」
――長井はかつては「企業城下町」なんて言われてたんだけどね。
 「グンゼ長井工場やハイマン電子なんかがあって、小学生のころは歩いていても人とぶつからないと前に進めなかった」
――そんな長井にUターンして家業を継いで、スポーツの分野に特化するようになったのは?

スポーツグラスに特化

 「ボク自身、小中高はサッカー一筋。東京ではスケボやスノボにも熱中しましたが、満足するスポーツグラスがなかった。それならメガネ屋になった自分が開発、提供してみたいと」
 「最初は試行錯誤の連続でした。何しろ技術的な知識は素人。行き着いたのは、いろんなスポーツ選手と契約して開発した商品を使ってもらい、選手らから聞いた感想をもとに再び商品開発に生かすという手法でした」
 「そんな作業を10年以上続けているうち、スポーツ界でも会社の存在が口コミで広がっていき、ようやく世間から認められるようになりました」
――最近、サングラス用レンズで特許も取得したとか。

サングラスで特許取得

 「従来のサングラスには『疲れる』『違和感がある』といった声が寄せられていましたが、明るさや見え方のギャップを解消することで自然な見え方に近づけました。特許取得は10月中旬です」
 「おかげ様で、このサングラスは長井市内の全てのタクシー会社に納入が決まりました。また全国的な知名度のある自動車メーカーやスポーツ量販店との納入交渉も進んでいます」
――それはご同慶の至りだけど、相変わらずきばつなファッションですこと(苦笑)

長井のGACKT?

 「これでも東京時代に比べればおとなしくなった方で…(笑)好きなタレントですか?YOSHIKIとか、GACKTとか」
――……。家族の人はどういう反応なの。
 「妻はもう諦めましたね。子どもたちは授業参観の時は他人のふりしてます(苦笑)」